スターウォーズ・ローグワンを観た

やばかった。ある意味では救いようのないストーリーだけど。

主演の女優さん、ゲームオブスローンズのデナーリス役の人だと思ったけど、どうやら違うらしい。かなり似てるなーと思った。

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ストーリー的にはエピソード3とエピソード4の間をつなぐ物語。
いやーこれがエピソード4のアレにつながるんだなあという感慨でいっぱいだった。

スターウォーズはいわゆるサーガ的な感じで、世界観や設定がかなり細かく決まってるって話があるけど、今回の登場人物はどうなんだろうな。今度気が向いたらちょっと調べてみよう。

関係ないけど、良いものを観たときに「やばかった」「すごかった」みたいな言葉を使わず、「どこがどんな風に凄かったか」を言葉にして説明できるようにすることが、見る側から作る側になるために必要な要素らしい。

どこがやばいと感じたんだろう、俺は。

まず、登場してくるキャラが良かった。盲目の人とか。
今回はジェダイが登場しなかったわけだけど、それも元々のストーリーにある設定だったわけで、そういう細かい世界観がちゃんとつながってるところに純粋に感動したかなあ。歴史の上に紡がれてる感。

ストーリー的にはやっぱり悲劇的というか、救われないながらもなんとか次にバトンを渡す、というところは胸に響くよね。

あとは主人公の避けられなかった運命的なところかな。そういう星の元に生まれたというか。宿命として一つの使命を背負い、それに立ち向かっていく姿。それを応援し、サポートする周りの人たち。

今回のエピソードを通じて、彼らは一つの大きな仕事を成し遂げたわけだけど、そこにたくさんの人たちが関わっている部分にも感動したかも。主人公一人ではなく、登場した人たち全てがその仕事に身を捧げたというか。

映画『ブラックスワン』

純粋な少女が大役への不安から自分を失っていく映画。

以下ざっくりとあらすじ。

主演のナタリー・ポートマン(ニナ)はバレエ団に所属する真面目系女子だった。あるとき『白鳥の湖』の主演を務めたいと座長に直談判した際、「君は白鳥は見事に演じるだろうが、黒鳥は演じられない」と言われるも、そのとき座長に無理やりキスされたときに相手の舌を噛んだ、その激情(?)を逆に評価され主演に抜擢される。

しかし、主演への不安から、ニナは徐々に自分を失っていく。

まずは悪い友達リリーと仲良くなり、母親と喧嘩して家を出て、夜通しクラブで遊ぶ。つぶれて、翌日の練習に遅刻。そのときリリーが代役に抜擢されたことを知り、疑心暗鬼になる。そこからはひたすら全てを疑い、病気のようになる。映画は主人公の視点で描かれているので、途中から何がほんとで何が幻覚なのか、観ている方もよくわからなくなる感じ。

ニナの疑心暗鬼は本番初日にピークを迎える。白鳥の役でミスをしてしまい、黒鳥の準備をしているときにリリーが楽屋にいて、口論になりガラスで刺し殺してしまう。死体をなんとか隠し、黒鳥を演じる場面では逆にそれが良い効果を生んで拍手喝采。

ラストの準備のとき、リリーが楽屋に訪れ褒められる。死体を隠したところを見るとなにもない。実は、ガラスで刺したのは自分自信だった。物語のお姫様?のように、最後は自分自身を殺すことになった、的なオチ。

主人公はもともと自傷癖があったり、真面目な反面メンタルが少し不安定、というキャラクターだったようだが、プレッシャーのかかる役どころでは自分自身が大きな壁になってしまう、というのはおそらく誰にでもあること(プレッシャーを感じる場面がある人ならば)なので、共感しやすい部分もあった。

主人公のキャラクターと、バレエの内容をシンクロさせているのが美しいと思う。

あと、ここまで登場人物の数が少ない映画も珍しい気がする。ニナと母親、リリー、座長、ベス、あとは全員ちょい役。会話の場面ですらほとんど他にはない。映画自体も1時間40分とかなり短い部類だろう。

母親の娘に対する過度な愛情も描かれている。過保護に育てられた娘がふとしたときに歯止めを失ってしまう、というわりと典型的っぽいイメージが描かれているのが印象的。この辺じっさいどうなんだろう。男兄弟で育った身としては難しい部分だ。

あと、当時はボディダブル問題(代役のダンサーがエキストラ程度の扱いだった)とかいって結構もめたらしい。この辺、リアルタイムに観てないとほとんどわからない部分だし、定期的に映画館に足を運ぶようにしたいと思った。