未来を見据えるのは簡単だが、数年先を見通すことは難しい

簡単といったら言い過ぎかもしれないが、将来的にいつかこうなるということをいうのはそんなに難しいことじゃない。

自動運転はいつか普及するだろうし、世界中の生産性がものすごく高くなり、人手が不要になれば経済システムは大きく変わるだろう。そうなるとベーシック・インカム的なものが現実になるはずだ。

民間宇宙旅行が普及すれば間違いなく巨大産業になるだろうし、金融業界における技術革新はどんどん進んでいくだろう。

これらのことはまあぶっちゃけ誰にでも言えるようなことで、言われれば「まあそうだろうね」というようなことだと思う。

しかし、例えば自分が生きている時代において、5年先を見通すことはできるだろうか。

スタートアップを立ち上げようと思ったら、この能力こそが重要なんだろうと思う。理論的には可能なんだけど、まだ誰もやっていなくて、なおかつやろうと思ったら数年以上かかるような事業。

これこそがスタートアップに必要な視点なんだと思う。20年後を見据えるのもいいかもしれないが、それまでに利益が上がらなくては破綻してしまう。そんなの待ってくれる投資家はいないはずだ。

それをやったからすごい、というスタートアップはたくさんある。Amazonなんかそうなんじゃないか。Amazonはある意味で10年以上先を見通して始まったような気はするが、売り上げ自体はすぐに立ったはずだ。

そうか。10年以上先を見通しつつ、すぐに利益の上がる事業こそが最もいい事業プランなのかもしれない。

未来を予測するために一番いいのは自ら未来を創り出すことだ、という言葉を思い出す。